妹の日(9月6日の記念日)
漫画家 畑田国男氏(はただ くにお、1944年-1996年、享年51歳1)が、1991年に制定した。
日付の由来は、乙女座の中間日の前日(イブ)が最も普及しやすいと考えたため。
1991年、「妹の日」制定が日本経済新聞で報じられた。
「お姉さんがやっかむかも9月6日を「妹の日」に(女性かわらばん)」
九月六日を「妹の日」に――。漫画家、畑田国男氏は日本記念日協会代表の加瀬清志氏や占星術師のルネ・ヴァンダール・ワタナベ氏らと「妹の日」推進本部を結成、「妹の日」制定へ向け国民運動を開始した。(中略)九月六日に決まったのは乙女座の中間日の前日(イブ)が最も普及しやすいとにらんだから。
(日本経済新聞 1991年8月14日 夕刊 13面)
日本記念日協会代表の加瀬清志氏が携わった1993年出版の 「ビジネス記念日データブック」に「妹の日」が掲載されている。
現代に活躍する女性の多くが妹であることを発見した「姉妹型」研究の第一人者、畑田国男さんの提唱により1991年(平成3年)に制定された日。
9月6日としたのは、妹の可憐さを象徴する星座、乙女座の中間日の前日(前夜・イブ)が占星学上適切との判断から。 「ビジネス記念日データブック」(日本記念日協会 編、日本経済新聞社、1993年4月)
1994年の読売新聞によると「日本記念日協会が認定済み」とされているが、前述の通り、日本記念日協会代表の加瀬清志氏自身が記念日の制定に関わっている。
「「妹の力」は改革の力 漫画家・畑田国男さんが提唱 行動力でタブー乗り越える」
(引用注: 畑田氏について)調査・研究のかたわら、女性たちの情報交換ネットワーク「姉妹型の会」をつくり、平成三年には「妹の力」を顕彰するため、「妹の日」(九月六日)を創設した。これは日本記念日協会が認定済みなのだという。
(読売新聞 1994年10月1日 全国版 東京 夕刊 7面)
畑田国男氏は、「兄の日」(6月6日)、「弟の日」(3月6日)、「姉の日」(12月6日)、「妹の日」(9月6日)を制定した。
出典・関連情報
9月6日の記念日 (2025年)
- 黒髪ロングの日