下駄の日(7月22日の記念日)
「日田木製履物連合会」が提案し1、1990年に「全国木製はきもの業組合連合会」が制定した1 2。
1991年に「全国木製はきもの業組合連合会」が制定したとする説があるが3 4 5 6、1990年に同会が「下駄の日」を制定した報道がされているので誤りである。制定後、初めて「下駄の日」を迎えたのが1991年である。
『7月22日は「げたの日」(青鉛筆) 【西部】』
7月22日は「げたの日」。日本3大げた産地の1つ、大分県日田市で7日にあった全国木製はきもの業組合連合会役員総会日田大会で制定され、来年からPRしていくことになった。
(朝日新聞 1990年10月8日 朝刊 1社 23ページ)
7月は下駄の寸法(男物7寸7分、女物7寸2分)に7の数字がよく使われることから、22日は下駄の歯型が漢数字の「二」と似ていることに由来する 1 2 3 4。
また、11月11日の「下駄の日」もある。
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『「22日は下駄の日」 大分・日田でPRの催し(青鉛筆) 【西部】』「歯形が漢数字の二に似ていることから、製造業者でつくる日田木製はきもの連合会が考えついた」 朝日新聞 1991年7月23日 朝刊 1社 23ページ↩↩↩
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「今日はどんな日? 雑学366日」(近藤道郎 著、展望社、1999年12月) p.159↩
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「365日 今日はこんな日」(講談社辞典局 編、講談社、2000年) p.217↩