枚方市平和の日(3月1日の記念日)
大阪府の枚方市が1989年(平成元年)に制定した(告示第66号)。
枚方市では、1939年(昭和14年)3月1日、旧陸軍の禁野火薬庫が大爆発を起こし、約700人もの死傷者を出した。 大爆発が発生した日から50年後、そして1954年(昭和29年)3月1日に日本の漁船「第五福竜丸」がビキニ環礁でアメリカ軍が行った水爆実験で被ばくした日から35年後に当たる平成元年(1989年)3月1日に、二つの大惨事を風化させず市民一人ひとりが平和の大切さと平和への貢献について考える日とした。
制定前年の1988年には翌年「平和の日」として制定することが予告されていた。また制定当初は「平和の日」と呼んでいた1。 平成17年(2005年)決算特別委員会(第3日目)の質疑応答時に、人権政策室課長が枚方市平和の日の市民周知について市の発行している刊行物への掲載に努める意の答弁を行い、それ以降の広報ひらかた(平成18年3月以降)では「枚方市平和の日」と表記を統一している。