楽器の日(6月6日の記念日)
「一般社団法人 全国楽器協会」が1970年に制定した。日本記念日協会が認定している。
「稽古はじめは6歳の6月6日にすると上達する」という習わしに由来する。
「音楽年鑑 昭和46年版」は当時の情報を記している。
「楽器の日」を制定 この日に全楽協大会開く
「楽器の日」をつくろうという話は,すでに10年前から話題にのぼっていたが,これが昭和46年から,6月6日を指定して行われることになった。 6月6日という日はわが国で古くからお稽古ごとを始める日として大切にされていた日で, 音楽にもきわめて関連のあることからこの日が選ばれたようであるが, 例年行われる全国楽器大会の昭和46年大会を,この日に合わせて東京で開くことが,すでに全楽協できめられているほか, 全国的にいろいろな企画がすすめられているようである。
(『音楽年鑑』昭和46年版.,音楽之友社,1971.)