海苔の日(2月6日の記念日)
1966年(昭和41年)に「全国海苔貝類漁業協同組合連合会」が制定した。
大宝元年(701年)に制定された「大宝律令」において、海苔が租税として納められていたことに由来する。「大宝律令」が施行された大宝2年1月1日を西暦に換算すると702年2月6日となることから1 2。
多くの記念日を紹介する書籍では1967年を制定年としているが、公式Webサイトでは1966年制定としている。初めての「海苔の日」を迎えたのは1967年で祝賀会などを催している3。「海苔年鑑 1969年版」によると、昭和41年度(1966年度)から「海苔の日」設定のための運動が行われた4。制定年月が明示された資料は調査したが不明。
書籍の記載は、次の通り。
- 1967年制定
- 「すぐに役立つ366日記念日事典 第4版 上巻」(加瀬清志 著、日本記念日協会 編、創元社、2020年7月)
- 「五訂版 話のネタ365日今日は何の日」(PHP研究所編、2012年1月)
- 「この日何の日1億人のための366日使える話のネタ本」(リンクアップ編著、秀和システム、2009年11月)
- 「記念日の事典」(加藤迪男 編、東京堂出版、1999年9月)
- 「366の記念日カレンダー(平成デキゴト委員会 編、朝日ソノラマ、1993年12月)
- 1966年制定
- 「今日はどんな日? 雑学366日」(近藤道郎 著、展望社、1999年12月)
- 1987年制定と誤植
- 「365日 今日はこんな日」(講談社辞典局 編、講談社、2000年)(第一刷)
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『水産界』(986),大日本水産会,1967-02. 「海苔の日」誕生(全海苔連)/p46~47↩
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『水産界』(986),大日本水産会,1967-02. 口絵「海苔の日」記念日を制定↩