フナの日(2月7日の記念日)
茨城県古河市の「古河鮒甘露煮組合(2000年設立)」が、2000年2月に制定した。
2001年に制定した説と、2000年に制定した「いい鮒の日」を2001年から変更した説があるが、当時の報道では、2000年時点で制定されている。
古河市内でフナの甘露煮を生産販売している業者が七日、同市内で「古河鮒甘露煮組合」の設立総会を開いた。
(中略)
二月七日を「フナ」の日とし、(中略)ヘラブナとマブナの成魚約三百キロ(三千-四千匹)を、一九九四年に復元された広さ四ヘクタールの御所沼に放った。
(中略)
歳暮商品に向け、生産の最盛期となる十一月二十七日を『いいフナ』の日として、市内の小学校で郷土の味を試食してもらうことを計画をしている
(朝日新聞 2000年2月8日 朝刊 茨城 27ページ)
古河市の古河鮒(ふな)甘露煮組合(野村利夫組合長)は、今年から十一月二十七日を「いいふなの日」として、市内の小学校七校の六年生全員に特産品のフナの甘露煮をプレゼントすることにした。
(中略)
同組合は、「ふなの日」とごろ合わせをして今年二月七日、甘露煮づくりが専門の七業者で設立。
(朝日新聞 2000年11月25日 朝刊 茨城1 33ページ)
河市の古河鮒(ふな)甘露煮組合(野村利夫組合長)は七日、古河総合公園内の御所沼にフナとコイ計約三千五百匹を放流した
(中略)
「地場産業を大いにPRするとともに、少しでも地域に貢献しよう」と、昨年から二月七日を「フナの日」と決め、放流している。
(朝日新聞 2001年2月8日 朝刊 茨城1 33ページ)
古河鮒甘露煮組合は、2024年2月時点で市内の鮒甘露煮店4店舗が加盟している。以前は市内の鮒甘露煮店は10店舗以上あったという1。
同組合は、2000年から記念日に、市内の小中学校などに甘露煮を提供する活動をしている2 3 4 5。朝日新聞の報道では「フナの日」と「ふなの日」の表記が使われている。