ネクタイの日(2月14日の記念日)
この記念日は、2月14日のバレンタインデーにネクタイメーカーが相乗りし1、ネクタイを贈る2「ネクタイの日」という説があるが、「三松商事株式会社」が「ネクタインデー」と1987年頃に制定した3 4 記念日が由来である。「ネクタイデー」「ネクタイの日」と変化し、「ネクタイメーカーが相乗り」「ネクタイを贈る」という情報だけが残った。
1988年、「バレンタインに相乗りする形で、三松商事が単独で設けたもの」 『二月一四日を「ネクタインデー」とネーミング、売場の活性化と新顧客層の発掘を狙い、チョコレートと同ブランドのネクタイとのセットのセット販売も実施。問合せ=三松商事』とした資料がある3 4。
1987年9月号「総合食品」に、「自社主導型といえば、食品以外では、1社提唱(制定)独占の反則型記念日も少なくはない(「パンツの日」「ネクタインデー」「10円カレーの日」……)。」とある5
朝日新聞 1988年4月20日の「最近できた主な冠デー(博報堂調べ)」として「2月14日 ネクタインデー(ネクタイメーカーがバレンタインデーに相乗り)」と記載がある6。
「きょうは何の日 出来事でつづる365日」(毎日新聞社・情報調査部 編、毎日新聞出版、1988年9月)に『ネクタイメーカーが相乗りして「ネクタインデー」』とある。
朝日新聞 1999年2月14日には、「14日 聖バレンタインデー▽チョコレートの日▽ネクタイデー」の記載があり7、「ネクタイデー」となっている。
Webサイト「きょうは何の日~毎日が記念日~」の2001年1月28日時点のアーカイブでは「ネクタイの日 バレンタインデーの相乗り。」の記載があり3、バレンタインデーに相乗りした表現は朝日新聞と同じだが「ネクタイの日」へ変化している。
10月1日は、「日本ネクタイ組合連合会」が制定した「ネクタイの日」である。
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「バレンタインに相乗りする形で、三松商事が単独で設けたもの」 『週刊宝石』8(20)(320),光文社,1988-06.↩↩↩
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「二月一四日を「ネクタインデー」とネーミング、売場の活性化と新顧客層の発掘を狙い、チョコレートと同ブランドのネクタイとのセットのセット販売も実施。問合せ=三松商事」 誠文堂新光社 [編]『商店界』69(3)(849),誠文堂新光社,1988-03. ↩↩