精霊(しょうりょう)の日。
柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の3人の忌日がこの日であると伝えられていることからと説明するWebサイトが多い。
忌日が3月18日とする由来は、(一)観音の縁日にもとづき、観音信仰との結びつきの中で、人麻呂の忌日が三月十八日とされたのか。あるいは、(二)観音信仰以前に、暮春の満月の後三日を精霊の日とする慣行があったのに由来するとする考えがある。つまり、精霊の信仰が先にあり、忌日の多くが三月十八日とする。
いつ頃から記念日として「精霊の日」と呼称されはじめたかは不明。記念日として「精霊の日」としている資料は古いものとして「月刊総務」(1999年3月) がある。